ジャズトランペットの練習の話です。
ここ三、四年は、完コピ(トランスクリプション)を中心に練習してます。マイルス、ケニードーハム、クリフォード、リーモーガン、ブルーミッチェル、ウディショー、トムハレル、ロイなどの二十曲くらいのソロを採譜してそれを日々ホンモノそっくりに吹く練習です。
元々は、NYCで師事していたブルースハリスのレッスンの宿題から始まったんですが、やってるうちに楽しくなってどんどん採譜して来ました。
ここ最近、何かフェーズが変わって来たなと感じています。ようやく本来のインターナライズの段階に来たなと。今頃かい!というツッコミが入りそうなんですが笑。今までは吹ける吹けないだけの世界だったのが、吹ける割合が増えて、その分、どう吹くかを考える余裕が出て来たような感じです。なんとなくですが、もう少しでこれらのトランスクリプションを実践ででも活用できるかも、という感覚があります。
これは特に新しい練習方法ではなくて、僕がジャズを始めた40年前にはすでに先輩達が普通やっていたことです。それを真剣にやらずにこの年になってることがむしろ恥ずかしいんですが。YouTube、Spotify、AIと、色んな情報やメソッドが手に入りやすく楽器が始めやすく上手くなりやすい今の世の中、みんな地道にトランスクライブやってるのかな、コツや手癖でアドリブを乗り切ってまあまあ吹けてしまうと、あまりやトランスクライブやらなくなるのかな、とか思います。
結果、出てる音が良ければ、プロセスは何でも良いんですが、改めて地道なプロセスの良さが体感できたように思ったのでシェアさせていただきました。
